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スルガ銀行 第三者委員会の調査報告書 ②日本的組織論 続き

 前回比引き続きスルガ銀行問題です。引き続き日本的組織の問題です。 

(2)上から下へと「一方通行」の権威主義

 どれだけ現場最前線の士気と能力が高くても、戦略や作戦を決める上層部が愚かな判断を続ければ敗北します。上層部が現場の声をまったく活かすことなく失敗を繰り返す姿は、日本軍と現代日本の組織にも共通しています。戦争中は理不尽な精神論がはびこり意見しようものなら非国民扱いされています。

 スルガ銀行でも本当に今どきあるのかというくらいパワハラで一方的な上意下達がなされていました。

 ・「なぜできないんだ、案件が取れるまで帰ってくるな。」と言われ首をつかまれ壁に
  押しやられ、顔の横の壁を殴った。

 ・営業案件の場で数字が出てないと「今から営業してこいと」追い出された。

 ・数字ができないならビルから飛び降りろと言われた。

 ・2時間以上にわたり支店の社員の前で給与額を言われ給与に見合っていない旨をと
  自身の進退(退職)を考えるように言われた。

 ・「死ね」「給与泥棒」「できるまで帰ってくるな」と平気で言われた。

 ・死んでも頑張りますに対し、それなら死んで来いと言われた。

 ・融資実績が上がらない人は口なし雰囲気(意見を言えない)

 こんな状況で下から正しい情報が上がってくるでしょうか。日大ラグビー部の選手のように言うこと聞く方がおかしいところまで追いつめられても従ってしますくらい善悪の判断がつかなくなります。

 正しい人が勝つのではなく、声のでかい人が勝ってしまうのです。

(3)リスク管理ができず、人災として被害を拡大させる

 戦争もそうですが企業の不祥事の多くは「問題の芽を放置した」ことで悲劇を迎えます。日本軍の戦略はいかに戦力を維持していくかの思想が欠けていました。物資の補給に関する兵站や負傷者の手当てに関してアメリカ軍と決定的に思考が真逆です。アメリカ軍の兵器は乗務員の命を守るための設計がなされていましたが、日本海軍の戦闘機「零戦」には防弾装備がなく、空母も被弾するとすぐに炎上してしまいました。極めつけは人間爆弾「桜花」と特攻型潜水艦「回天」です。また、アメリカ軍は絶えず補給部隊を後方に備えていて、孤立化による一部物資不足はあって日本軍のようにもそもそもまともに補給を検討していなかったというようなことはありませんでした。日本軍は勝つことを前提に占領したらそこから入手するという考えですから。

 問題が起きた時にどう対処するかというリスク管理がなされていたとは言えないのではないでしょうか。

 スルガ銀行も似たようなことが起きてます。成功という名のリターンしか見ない。リスクについては先延ばし。(1)でも触れていますが、危ない情報は経営会議まであがっていました。しかし目際の利益を優先してリスクの芽を摘むことをしないのです。

 根本的に日本人のリスク管理思想には重大な欠陥があるのではないでしょうか。

 公認会計士・税理士 東條隆志 2018/9/24

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