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いい金融機関の見極め方⑤

 前回は金融機関の姿勢を見極める要素として、①金融機関の位置づけ、②担当者の立ち位置(誰に言えと言われているのか)、③担当者の経歴のうち②について触れました。 今回は引き続き③担当者の経歴について触れてみたいと思います。

 金融機関は企画畑とか人事畑といった積んできたキャリアでよく呼ばれますが、今回は融資についての話なので担当者の場合です。

 金融機関の担当者は時代とともに求められることが変わっています。

 高度経済成長期は預金を集めればすぐ貸せる時代だったので、支店の担当者は預金集めが重要な業務でした。そもそも今みたいにお金が出回っていなくてお金あまりじゃなかったのですね。ですので、お金持ちに気に入ってもらっていかに自分のところに預金を回してもらえるかが重要だったのです。

 その後バブルがやってきて「土地神話」といわれる不動産の地下は下がらないんだから貸したもん勝ちみたいな時代になります。いけいけで貸す理由を見つけては貸すみたいな感じでした。クリーンなイメージの金融機関ですが、かなり怪しいところに貸していたこともあります。

 そこにバブル崩壊がやってきます。土地の価値がどんどん下がっていくので担保を処分しても損が出てしまうのでは売るに売れなくなってしまいました。いかに損が出ないように回収するかが大事になってきます。貸しはがしといった問題が出たのもこの頃です。

 そこに金融庁が不良債権をはやく処理するように圧力をかけてくるのですね。半沢直樹のおかま検査官の世界です。おかまではないですが、ドラマよりも厳しい圧力に晒されます。後出しじゃんけんで過去の見込みが甘いと叩きまくります。なので、いかに金融庁にたたかれないようにするかが重要となりました。金融機関は徹底した減点主義なので金融庁に指摘を受けようものなら人生をパーにしかねないんですね。

 で、今に至ります。失われた20年間に金融庁からの圧力を受けてきていたので考え方がかなり保守的になります。こうなると事業を評価して前向きに貸すという行動がとりづらい体質になっています。

 金融庁の長官が森長官になってこのままでいいのかという投げかけをして地域金融機関としての役割を果たすために借り手のことを考えて融資判断をするように指導しています。しかも、金融機関それぞれで考えて体制を築くように言ってきているのですが、今まで散々叩いてきておいてそんなこと言われても急には変われないのが現状です。積極的に貸して貸倒が大きくなったら今まで何を管理してきたんだと言われかねないですから。

 このように時代とともに担当者は言われていることがぜんぜん違いますので、担当者のキャリアからどの時代の色が色濃く残っているかを見定めることができます。若い担当者はそういった色はないのですが判断の基準もないので、言われたことを噛み砕くことができず右から左へ流して借手をいらっとこさせることが多いですね。

 5回に渡って書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。借りる側はよほどでないと、担当者しか会わないので裏の背景が見合えづらいですが知っているか知らないかでその金融機関の姿勢を見ることができる上に、より有利に導くための話を持って行き方のネタが増やせますので参考にしてみてください。

 公認会計士・税理士 東條隆志 2018/5/16

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