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いい金融機関の見極め方④

 前回は金融機関の姿勢を見極める要素として、①金融機関の位置づけ、②担当者の立ち位置(誰に言えと言われているのか)、③担当者の経歴のうち①について触れました。

 今回は引き続き②担当者の立ち位置(誰に言えと言われているのか)について触れてみたいと思います。

 会社の中には攻め(どんどん売上をあげて儲けようという人たち)と守り(こんなことしたら会社がもたないからやめよう)の人がいます。事業会社の場合、売上を伸ばすために向上をどんどん作ろう、店舗を増やそうという人たちが攻めと言えます。基本的に営業サイドです。

逆にそんなことして失敗したらそうするんだとか、法律とか規則を無視してまでいけいけどんどこでは会社が持たないという人たちが守りと言えます。基本的に法務部とか財務部が守りになります。

 事業会社の場合は通常売上げてから3か月以内には入金します。一方金融機関は貸出期間が長いので長い間回収できるかを監視する必要があり、その分守る側の部署が多くあります。守る側の指示が「新規融資は認めない。」、「早期に回収するよう。」といった借手から見たら厳しいものになってきます。一般的に守るサイドの部署は以下になります。金融機関によって名称が異なったり、一つの部署でまとまっていたりしますのでかならずしも以下のとおりとは限りませんが。

・支店長
 支店長は本部の営業サイドの指示と管理サイドの指示の両方の板挟みにあうポジションですので本部からの指示で厳しいことを伝える場合があります。一方支店長権限もそれなりにあるので自らの決定で担当者に指示していることもあります。

・審査部

 審査部は新規で貸す場合に融資の可否を判断します。審査で借りれない場合はだいたいここで止められています。支店長で止める場合もありますが、新規は融資実績を作りたいインセンティブが働くので少ないでしょう。

・管理部
 管理部は延滞が始まって不良債権になるタイミングで支店から管理債権として移ってきます。いかに回収するかという視点になるので担保処分等の厳しい措置を言い渡したりします。

・自己査定部、監査部
 融資が継続している場合に直近の会社の状況がどうなっているかを査定します。自己査定は基本支店でしますが、支店が甘い査定をしていないかチェックしたりします。

・事業再生部
 再生案件と言われる民事再生であったり私的再生に関する案件を扱います。交渉によっては債権カット等金融機関にとって厳しい決定が下ったりするので金融機関の必死になって交渉してきます。こちらの人と交渉する場合結構タフさを求められます。

・融資企画部、総合リスク管理部、リスク統括部
 けっこう金融機関ごとに名前が違ったりしますが、こちらは個別案件よりも全社的な対応を決定する部署になります。金融庁のコメントを受けて対応を社内に通知したりします。

 このように支店の担当者は色々な人から指示を受けるので結構大変です。実はこういった部署からの指示を担当者が伝えているだけのことも多いので担当者が急に言ってくることが変わった場合はこれらの部署からの何らかの影響を受けています。

 このように担当者の立ち位置を理解していると、金融機関の自分の所に対する扱いが推測できます。

 余談ですが上記の部署の名前とか組織図内での場所は結構金融機関でばらばらですので、良く見比べてみると、営業部と真逆の立場の部署が実は営業部と近かったりして融資に対する金融機関の姿勢を鑑みることができます。

                                     つづく

 公認会計士・税理士 東條隆志 2018/5/10

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